2020/10/09~12 北海道:3日目

f:id:sz1033:20201229212538j:plain

10月12日月曜日、稚内の朝。本日休暇で翌日出社なので帰り道の日。

 

f:id:sz1033:20201229212551j:plain

ドーミーインと言えば安定の朝ごはんのクオリティの高さ…なのだが、朝食リニューアルとコロナ禍を受けて、プレートを基にカスタマイズ可能な形態に変わっていた。

なお、美味しかったので無問題稚内ドーミーイン名物海鮮丼は健在で、朝からいくら丼を頬張る贅沢。

 

f:id:sz1033:20201229212730j:plain

f:id:sz1033:20201229213440j:plain

f:id:sz1033:20201229212738j:plain

朝の宗谷バス市内線でノシャップ岬を往復。地方都市には意外なほどの頻発運行が宗谷バス市内線の特色そう。ノシャップ岬、最果て感にはやや薄れるが、何故か野生のシカが草を食んでいる光景が見られた。

 

f:id:sz1033:20201229212816j:plain

ドーム経由で稚内駅前に戻り、9時39分発の天北宗谷岬線バスで宗谷岬へ。

天北宗谷岬線バスは5年前の夏に乗車したが、そのときは浜頓別方面にそのまま抜けたので(当時は天北宗谷岬線の改廃が取り沙汰されていた)、宗谷岬は今回初下車。

稚内から宗谷岬はすぐそこ」と高を括っているとしれっと約30km飛ばされ、最果てまで来ても北海道のスケール感には驚嘆させられる。

 

f:id:sz1033:20201229212800j:plain

宗谷岬で下車、ここが日本の最北端バス停。

 

f:id:sz1033:20201229212834j:plain

f:id:sz1033:20201229212850j:plain

折り返し50分弱で宗谷岬周辺を探索。お天気は芳しくないが、遠方にかすかに樺太が見える。宗谷丘陵まで散策してみたい感はあるが、行程上断念。

 

f:id:sz1033:20201229212908j:plain

f:id:sz1033:20201229212941j:plain

f:id:sz1033:20201229213007j:plain

宗谷岬から乗車したバスを「自動車学校前」バス停で下車。市内に戻らずとも、このバス停から30分ほど歩けば稚内空港にアプローチできるため。

飛び去る千歳便を見送り、廃バス停を横目に歩き、案内モニュメントの「またどうぞ稚内」に、「試される大地北海道」へのいつかの再訪を祈りつつ、稚内空港ターミナルビル到達。

 

f:id:sz1033:20201229212620j:plain

空港レストランのホタテラーメンが今回最後の道内ごはん。またいつか北海道ごはんを味わいに来よう。

 

f:id:sz1033:20201229212634j:plain

稚内13時15分発、羽田ゆきNH572便に搭乗。オフシーズンは1日1本の羽田便だが、コロナ禍の余波で欠航になることもあったとか。それでも、この日は結構混みあっていた。

初めてのエアバス機…とワクワクしながら機内に入るが、エコノミーでも全席モニター付きと、明らかに設備新しめの機体。エアバスA320neo・レジ番JA214A、どうやら国際線仕様の機体らしい。まさか稚内線で国際線機材に当たるとは…

 

f:id:sz1033:20201229212604j:plain

定刻にドアクローズして離陸。左手に宗谷岬を見下ろしつつ高度を上げていき、北海道を北から南に抜けていく。自席モニターで見ていると、ちょうど今回沿岸バスで通ってきた経路を逆戻りしていくような航路だ。

 

f:id:sz1033:20201229212514j:plain

ところで各席モニターということで、ANAチャンネル」ことANA平子社長のムービーが目の前で視聴できるの図。各席モニターはありがたいけど映り込みの激しさが渋い。

 

f:id:sz1033:20201229212702j:plain

15時の定刻より少し遅れて羽田着陸、稚内便のために沖留めになってバス案内だった。2時間弱お世話になった機体の前を通り抜けてターミナルビルへ。

秋の北海道バス旅、飛行機で短時間でアプローチできて、パックで手軽に往復+宿押さえられて、癒され効果はとても大きい。スネ夫の一言「秋の北海道もなかなかいいもんだよ」を思い返し、また来年も秋の北海道バス旅に行こうかと思いながら、いつもの京急エアポート急行で帰途に就くのであった。

<今回はここまで>