10月10日土曜日。札幌の朝。
ベッセルイン札幌中島公園の朝食、TripAdvisorの「旅好きが選ぶ!日本人に人気の朝食のおいしいホテル2020」で4位にランクインした評判の朝ごはん。
アフターコロナ対応でもフルバイキングで、海鮮丼はじめ北海道の美味しさを朝から存分に味わえて幸せ満点。ベッセルホテル系列の朝ごはんはレベルが高い。
札幌駅バスターミナル9時15分発の北海道中央バス「高速るもい号」で旅立つ。
趣味的にはこの時点で沿岸バス「はぼろ号」を選んでおくのが正しいが、午前札幌発の便は生憎運休中。あと、中央バスだと自由席で交通系ICカード利用可。
秋の道央の車窓を堪能しながら2時間半高速バス旅。乗換えなしだとゆったり過ごせる。
お昼前に終点留萌バスターミナルに到着。
留萌駅「にしんそば」でお昼。鰊の甘露煮が乗せ付けられ、つゆに浸しながら味わう。
留萌市内ではレンタサイクルを借りる。電動自転車ではないのは想定外…
沿岸バス留萌営業所に行き当たってo(*>ω<*)oキュンキュンしたり
ゴールデンビーチるもいから増毛方面を遠目に眺めたり
そんなことをしていたら時間はあっという間。
沿岸バス自体は5年前に増毛→留萌→旭川で乗車経験あるが、超長距離路線で知られる豊富留萌線は初乗車。
もちろん「萌えっ子フリーきっぷ」を片手に。今回は2日券使用。
走行中にちょうど日が落ちる。路線バスから眺める日没、贅沢な車窓。
こまめに乗降あり、羽幌市内までは意外とそれなりの乗車率。
羽幌バスターミナルでの乗務員交代を経て、本社ターミナルで降車。twitterでよく見る、とてもアンティークさを感じる沿岸バス本社。
この日は羽幌の「はぼろ温泉サンセットプラザ」で宿泊。
夜食は外に出て、町の料理屋「いずみ」で甘エビ塩スパゲティー。羽幌は甘エビの町。
秋の北海道・羽幌で夜空を見上げながら温泉で癒され、週末の夜は暮れていく。
*余談①
前述の「ANAトラベラーズダイナミックパッケージ」で入手した電子クーポン6,000円分を、宿の手配上この日で使い切る必要があった。
札幌で高速バスに乗る前にお土産を買い、留萌でご当地シードルやらお土産を買い、挙句は羽幌でおろろん米を買って何とか使い切る。なお、すべて当地から宅急便で自宅配送したので、宅急便送料のほうが逆に要した気がする。
地域共通クーポンの「生活費」「軍票」としての使い方を知るのはこの後の話。
*余談②
夜の羽幌で夜食を取り、セコマでお酒を買い、さてホテルに戻ろう…と歩いていたら、遠目に何かの動物が道路を横切るのが見えた。鹿ではないし、野犬か…?と目を凝らしたら
まさかの野生のキタキツネさんにエンカウント。これは不覚にも興奮を隠せない。
キツネさんを本州にお持ち帰りしてもふもふしたい!と、不純な気持ち全開で接近戦を試みるも、警戒感を出されこの距離以上に近づけず。ざんねん。
※なお、野生のキツネに触れるのは寄生虫の影響でNGです
<2日目に続く>