6月19日、日曜日。
昨日と同様、もつ鍋・明太子で博多要素の朝ごはん。
チェックアウト時間間近までトレインビュー部屋を楽しむ。何やらディーゼル車の音と思ったら、眼下を某金ピカスーツ首相みたいな色をした「或る列車」が入線していった。
ホテルを出庫し、博多駅バスターミナル8時28分発の高速バス「ふくふく号」下関ゆき。西鉄高速バスの旅を楽しんでみたかったので。(しかし生憎の西鉄バス高速車っぽい車には当たらず)
そこそこ席が埋まる具合で、天神界隈を回り、都市高速から九州道へ。
門司を過ぎると、関門橋へ向けてトンネルをいくつか抜けていく。上京するのに寝台特急だった時代は遥か昔、今の若人らの上京手段は航空機か夜行バスだろうから、いつの日か前田佳織里さんも、「いつかビッグな声優になる」との思い(身長的な意味ではない)を胸に、ここ北九州を旅立ち上京するときに駆け抜けた景色なのだろうか…?と思いを馳せつつ、関門橋に差し掛かり本州へ。
下関駅10時30分、定時到着。
海峡ゆめタワーに昇ってみる。前田佳織里さんのふるさと北九州を遠景で眺める。あと、末期色とタラコ色王国の國鐵下関を見下ろせるのに笑う。
下関港国際ターミナルも、博多港と同じく開店休業状態だった。先は苦しい。
昼食時、下関といえば名物は「ふく天うどん」なのだが、6月のこの蒸し暑さのなかで熱いうどんはやや厳しかったため、期間限定そうめんにふく天オプション。
下関12時25分発の山陽線で移動再開。115系3000番台の岩国ゆき。車端転クロを陣取ってのんびりと国鉄近郊型の旅。
小野田で途中下車。接続の時間まで駅回りを散歩。
小野田からは久々の小野田線、123系も久々(いつの間にか末期色になってしまって…)。
電化設備を残して、単行電車を日に数本動かすのもJR西日本の経営的には厳しいだろうから、どこかで架線が引っぺがされるのかもね(BRT化の話もありましたね)…と思いながらの小野田線ショートトリップ。
終点宇部新川。どこかで見たような駅構内の階段に、改札を出て、ひとつ新山口方の踏切の景色。
熱心なエヴァヲタではないけれど、この景色は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」のポスターを彷彿とさせる。
宇部新川駅構内の配線にひとりキュンキュン。
宇部新川からは105系で新山口まで。このあたりの国鉄車もいつまで生き残れるんだろうね。
新山口からは帰り道。夕食時なので駅弁を買おうと駅弁屋を探すも、駅員氏曰く「本日は駅弁屋が出店していない日」とのこと。日曜夕方なのに。
それでもラッチ内にセブンイレブンが出店しているので、最悪の事態は避けられるのは一安心。
新山口16時50分発、「のぞみ48号」に乗車。4時間強の乗車なのでグリーン車だが、コロナ禍の2度の延命を生き抜いたグリーンポイント利用だったりする。酒を片手にこの3日間の思い出を振り返りつつ、新幹線は東へ上っていく。
<今回はここまで>