2023/10/14-16 北海道:1日目

毎年恒例「秋やすみ」は北海道へ。
レンタカー旅をしたい気分だったので、がっつりと宗谷本線名寄以北の各駅巡りをすることに。抜海など廃止予告の報道も流れていたものね。「仮乗降場」な駅を巡ってみたかったのもあり。

本年7月の西日本と同じく、行程終始レンタカー予定のため、「一切JR北におカネを落とさない」鉄ヲタにあるまじき行程(折しも「鉄道の日」週末のはずなのに)…のはずが、何だかんだ「北の大地の入場券」を買い集めることになったのは後述。

 

10月14日土曜日。
飛行機の時間に合わせてスロウスタート。9時前に羽田入りし、カード会社ラウンジでのんびり。

 

羽田10時40分発、NH571便稚内ゆき。B737-800、しかも地方空港ゆきとあってどう考えてもバス搭乗でしょうよ…と思っていたのに、僻地67Aと言えどもターミナルビル直付けがご用意されて少なからずびっくり。

 

飛んでしまえば2時間弱、青函海峡を渡り、秋の北海道の景色を眼下に眺めつつ最北へひとっ飛び。

稚内空港には定時着、今回早々に降機できたので、早々にレンタカーを借用して、まずは稚内市街へ。

 

稚内
3年ぶりの訪問。「北の大地の入場券」は前回購入済み。

 

駅ナカの「セレクトカフェ モカマタリ」で「宗谷黒牛のハヤシライス」をランチに。待ち時間かかるというのでその辺散策してたりお土産物色してたら早々に出来てた。反省。

 

さて、余談ながら。
この日は「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! I love You ⇆ You love Me」の神奈川公演(2024/1/13-14)の最速先行の当落発表日だった。
2日分応募が、前日にクレカ決済1件しか通らずヒヤリとしたものの、稚内での昼食後に確認したところ、結果としては両日当選。
ただし1日分が「チケットをご用意いたしました。登録のクレジットカードで決済ができませんでしたので、詳細をご確認の上、支払期限までにお手続きください。」とのメッセージ。どうやら同時の高額決済か何かで、カード決済がハネられた模様。
詳細を読むと、ファミマ、セブン、ローソン、ミニストップ、またはペイジー対応ATMから支払い可能とのこと。
普段は概ね困ることはないはずだが、見事な引きの強さ、現在いるのは北海道稚内。時事ネタで「本年8月にローソンが開店した」ことを知ってはいたが、そうでなければ美深(セブン最北端)に南下するまで支払い不可能な事態だった。笑う。
ローソン2件が同時開店のうち、片方(あいにく最北端では無いほう)が移動途中に寄りやすいと知る。方針決定。

 

南稚内
小奇麗になった稚内駅とは異なり、北の交通の要衝らしい寂寥さを感じる。昔は天北線分岐駅だった。

 

■ローソン稚内こまどり五丁目店
前述の事情により寄り道。なお、普段は北海道にいる間はセコマを最優先する派。
ロッピーから出力した受付表がレジでなかなか読んでくれず、おまけに現金払いマストという環境ながら、無事ミッションコンプリート。旅行中で現金多めに持っておいたのが役に立った。

 

■抜海
移動再開して。
廃駅騒動は一段落したんだったか。どのみち公共交通機関としての利便性は厳しそうだが。

 

「天然お花畑」がじわじわくる。

 

■勇知駅
保育所の植えた花壇に癒されるね。

 

■兜沼駅
文字通り沼が駅のすぐ裏に。

 

日没時間等を考慮し、本日は短めながらここまで。
豊富駅でお手洗いを借りつつ、幌富バイパス~国道232号線を南下。

 

本日のお宿、天塩町は「てしお温泉夕映」(つい「ゆえ」と読みたくなるのだが、読みは「ゆうばえ」らしい)。沿岸バスで通りがかって以来、一度泊まってみたかった温泉。

 

宿の自室がサンセット寄りの部屋が選べたので、部屋から日没を眺めて。

 

日没後の宿周辺をしばし散策。秋の夕暮れらしい空の色。

 

明らかに効用つよつよな香りの温泉で芯まで暖まり、温泉宿らしい晩ご飯とサッポロクラシック。北海道らしさを味わいながらの初日でした。


<つづく>