2022/10/13-16 北海道:2日目

10月14日金曜日、鉄道の日。釧路の朝は早い。

 

前述のとおり「朝5時半から朝食スタート」かつ「自室にテイクアウト可能」が、コンフォートホテル釧路の強さ。が、容器の化学臭がやや強く…

 

早起きの理由は、釧路6時36分発、釧網本線の始発列車に乗るため。10年前に乗ったときは釧路6時台前半の発車だった気がするが、時刻が繰り下がっていた。

キハ54単行、転クロ車内は通学の学生がポツポツと。

 

釧路から30分強、塘路で一度目の途中下車。

塘路に降り立つのは、小学校のキャンプ旅行で「ノロッコ号」に乗車したとき以来の24年ぶり。人気もほぼない朝7時半の秋の塘路、静か。

 

サルボ展望台とサルルン展望台に登り、釧路湿原を眺める。朝方は少し霧多めだった。

 

塘路9時27分発、快速「しれとこ摩周号」。ルパン三世ラッピング車、しかも車内は789系から換装のリクライニングシート車。ただし車内は地味に混みあっていて。
塘路で行き違った対向列車が遅れていて、こちらも10分弱遅れての運行。

 

塘路から約1時間、川湯温泉で二度目の途中下車。どうして人は熊と鮭の像を掘りたがるのか(某フォロワーさんコンビのことを思い浮かべつつ)

 

川湯温泉駅舎内に入居したレストラン「オーチャードグラス」で早めのランチ。雰囲気のあるログハウス駅舎で頂く、じっくり仕込んだビーフシチューセット、幸せの味。

 

駅から温泉街は数キロ離れており、バスに乗るのが一般的だが、待ち時間が勿体ないので歩くことに。

 

途中で「硫黄山」なる看板を見かけてつい立ち寄る。ものすごい硫黄の香りと大迫力。

 

温泉街まで「つつじヶ原自然探勝路」を辿る。標高を下げていくことに植生が変わるのが見て取れる。

 

川湯温泉「KKRかわゆ」で日帰り入浴。秋の日帰り温泉、とても暖まった。
本当は川湯温泉宿泊したかったのだが、翌日の特急「大雪」の運用都合上、断念。

 

時代が30年は止まったお土産屋で「ほっかいどう応援クーポン」が使えることに驚きつつ(失礼)、お土産の自宅配送を手配し、阿寒バスで川湯温泉駅に戻る。

 

川湯温泉15時46分発の釧網本線網走ゆき、キハ54単行で再び北上する。湯上りの午後のぼーっと感で、右手に黄昏時の斜里岳を、そして日没後のオホーツク海を眺めつつ。

北浜も一度降りてみたいのだが、今回は日没後のため流石に回避。

 

1時間半で終着網走到着。左右違う車体色をした車だった。花咲線カラーなんだね。

 

向かいには札幌ゆき特急オホーツク。ラベンダー編成。

 

駅から10分ほど歩き、本日のお宿ドーミーイン網走に入庫。
この日はコインランドリー利用の予定があったので、入庫前にセコマでホットシェフカツ丼を手配し夜食。これも立派な北海道グルメだね!


<つづく>