2023/7/29-30 中国:2日目

7月30日、日曜日。本日も大変夏らしい陽気の日。

 

スーパーホテル朝ごはん、おかずの種類も多めで、無料でこのクオリティは率直に嬉しい。

 

出庫後、移動開始前に三江線が来なくなった江津駅をチラリと見て。信号機は「江津市駅前」なのよね。「市」はどこから。

 

さて本日の移動ルートだが、後述する可部線廃線区間に向かうため、浜田経由で向かう予定だった。
しかし前日立ち寄れなかった石見川本に後ろ髪を引かれ、国道261号を使えばそう大回りにはならなさそうだったので、経由地変更。

 

石見川本駅、今回は余裕で駐車できた。信用金庫が駅舎を「居抜き」利用していてATMが設置されていた。


国道261号~皆井田江津線~瑞穂ICから浜田道に乗り、所定ルートに戻る。中国道に抜けて戸河内ICへ。
未だそこかしこに残る可部線廃線区間の施設跡を横目に、目指したのは三段峡

 

三段峡駅跡、想像以上に何もなかった

 

名勝なのと、どのみち「赤滝」以北は通行止めというショート探索ルートなので、駐車場に課金したモトを取るために(?)ちょいと探索してみる。

 

次は加計へ。こちらはキハ28が屋根の下内で保存されていた。後述する安野のことを思うと、雨ざらしでないために広島色が美しく保たれているのは何より。

 

旧坪野駅近くにある「国鉄2万キロ標」に立ち寄りつつ。

 

安野駅跡へ。「安野花の駅公園」として、線路跡も含め保存されている…が、保存されている広島色キハ58、状態劣化を隠せず痛々しい状態…

 

安芸飯室駅、こちらは地元民がカフェ「ROMUI」を運営していて、週末はランチ営業もしているとのことなので、ランチがてら立ち寄り。
が、「イベント開催準備のため本日ランチ営業なし」とのこと、空腹を抱えて呆然とする13時半。

昼食まあなんとかなるやろ、と思いつつ、山間を抜けて次の目的地へ。

 

ヌマジ交通ミュージアム。保存されている「被爆電車」654号に会いに来た。

 

この車が遭った運命が運命だけに、夏空の下、平和を噛み締めようとするも、空の向こうでは1年以上も戦争状態が続いており(この記事を書いている2023年11月時点で、ウクライナ情勢に加えパレスチナ情勢も深刻)、物言わぬ「被爆電車」654号は世界情勢に何を想うのだろう。

 

この時点で14時半前、空港に向かうことに。
ヌマジ交通ミュージアム間近の沼田PAスマートICから山陽道に乗る。トヨタレンタカーで借りていたETCカードを一番有効活用した瞬間。
小谷SAで小休止しつつ、河内ICで降りる。また空港間近で道を間違えるも( 今回すぐに元ルートに戻り、15時半過ぎ、無事にレンタカー返却。

 

さて遅めの昼食、広島空港らしくお好み焼きでもと思うも、「待ち時間15分以上」と言われ、リスク対策で回避。まさかの空港内ロイヤルホストに入る。
「レンタカー無事故で返却したのでヨシ!」と、キンキンのハイボールを煽りながら( すぐに供された広島産カキフライカレー、夏でも食べやすくて美味しかった。

 

復路も航空機。広島17時05分発のNH682便。レジ番JA114A。A321ceo、neoと比較して前世代の機体なのね。背面モニターがないことに時代を違いを感じる。

 

飛んでしまえば1時間半の旅、外房から幕張~沿岸部をぐるりと反時計回りに回るルートで羽田に下りていく。眺める茜色の風景に夏の夕暮れを感じた。

 

<今回はここまで>