2022/6/17-19 九州:1日目

本来なら6月は梅雨ゆえ遠出予定が無かったが、結果としては2週連続で遠出することとなった。まず1回目は九州。
事の発端は「ラブライブ!シリーズ×パ・リーグ6球団コラボ試合」。ニジガク(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)はソフトバンクホークスオリックス・バファローズとコラボ。
ホークスコラボ試合は北九州出身の推し声優(前田佳織里さん)が出る、周囲に鷹推しがいらっしゃる、試合は土曜デイゲーム、何より「こんな機会でなければ、プロ野球試合の生観戦なんて今後まずしない」。せっかくの機会なので、九州入り&観戦を決めた。

 

6月17日、金曜日。本日有給。

 

朝8時、羽田空港第1ターミナルに降り立つ。普段青組なので2タミ利用なのだが、北九州ゆきスターフライヤーは1タミ発なので久々に。

羽田9時10分の北九州ゆきSFJ75便に搭乗。なるほどシートピッチ少し広めで圧迫感が少し緩い。
定刻にドアクローズ→離陸、機内サービスで供されたタリーズ抹茶ラテをすすっているうちに、2時間弱で北九州へ。

 

九州上陸。「前田佳織里さんのふるさと…!」との感慨を胸に、西鉄バス北九州のエアポートリムジンバスに乗る。
西鉄名物、西工車体の路線バスっぽい高速車を期待していたが、今回ヒットすることはなかった。高速車の補助席まで詰め込んで小倉駅へ。

 

小倉駅は入場券を購入して、毎度おなじみ7・8番線の「北九州駅弁」かしわうどん。月見はマストアイテム、卵黄とかしわが混ざり合う濃厚な味の懐かしさ、北九州上陸を実感。

 

午後は小倉駅近くの「ゼンリンミュージアム」を訪問。鉄ヲタ=地理ヲタを兼ねているわけで、地図のゼンリンさんがミュージアム開いたと聞いてずっと気になっていた。
地図の歴史、特に「海外から見た日本」がどのように描かれるのか、どのように江戸時代にかけて地図が変わっていくのか、展示解説や説明から学びを得ながらの、非常に楽しい「地図の博物館」。なるほど時間が溶ける(誉め言葉)
企画展「鉄道網から読み解く近代日本」も、当然ながら興味深く。戦前は海の向こうの大陸まで「日本」だったのよね。
ミュージアムショップ含めて楽しめた。お土産もいろいろ。

 

西小倉でダイヤホールに少しはまり、やってきた区間快速には噂の「白缶」817系3000番台。試しに座席に座ってみたが、E231系小山車に慣れた私でも「…」

 

戸畑からは渡し船で若松に渡る。3分100円の航海。北九州市民の足だね。

 

若松からは「DENCHA」BC819系に乗車。でんちゃ!!!(深くは元ネタを考えない)
走りは完全に電車で、頭の上に架線が走っていないことにすごい違和感。あと、学生下校ラッシュ時だったけど、ほんっとーに車内中に詰めないのね九州。

 

パンタ上げて本当の「電車」になる走りも体感したかったが、行程上、折尾の長時間停車で乗換え。折尾16時55分、特急「ソニック40号」自由席で一路博多へ。

 

少し早めの夕食、さて博多らしくごまさばでも…と思うも、入った居酒屋でオーダー後に「ごまさば切れ」プレイを喰らう。
少し考えて博多駅近くの「資さんうどん」へ。夏らしく穴子天ざるうどんセットと、おはぎで夜食。資さんうどん前田佳織里さん推しの九州ソウルフードだよ。

 

スマホの「my route」アプリで西鉄バス24時間券を買い、88番の西鉄バスに飛び乗り博多港ターミナルへ。
博多港、韓国への高速船が運休続いていることもあり、施設が完全「開店休業」状態で深刻。ただ屋上はBBQ会場となっていて人気を感じて安心。
JR九州の「クイーンビートル」も係留されていた。頭文字「QB」に何か不穏な気配が…

 

夜のお楽しみ、博多港ターミナル19時41分発の連節バスに乗る。
始発時点では「博多駅ゆき」表示でただの循環BRTの途中止めかと思わせて、博多駅を前にし「これより先、このバスの行先番号は300番に変わります」のアナウンス、

 

「特快300番・能古渡船場ゆき」を掲げ、夜の博多→渡辺通→天神を辿り、天神北ICから都市高速に駆け上がる。
円環の理から解き放たれ、夜の都市高速を一般車に混じって華麗に爆走する連節バス、これを味わいたかった。ホンモノの"Bus Rapid Transit"を見た。

 

都市高速から一般道に下り、「PayPayドーム」バス停で下車。

 

ドーム自体はまた明日来るので、逆方面で折り返す。バス停にサイネージがついていて、次にどの系統が来て主要拠点どこに行くのか分かるのは便利。
しかし乗車した都市高139番、6月中旬なのにエアコンOFFで不快指数高かった。

 

博多駅に戻り、入庫。今回のお宿は「静鉄ホテルプレジオ博多駅前」。
博多に来て静鉄?感の答えとしては、トレインビュー部屋で有名なお宿、水回りセパレート、朝食も美味しそう、何より悪くないお値段だったので。
21時過ぎの入庫なので、まずはさっぱり一風呂浴びて一段落、1日目を終えるのであった。

 

<2日目につづく>