7月25日、長野の朝。
山の向こうの松本ドーミーインと同じく、長野ドーミーインでも朝からおそばが食べられる。おやきと一緒に美味しくいただく。
北しなの線でスタート。115系かと思ったが、新車SR1系に2か月半ぶりのヒット。
妙高高原、降りるのは久々だけど、初夏らしい旧主要幹線の主要駅な佇まいが好き。
この日の本命、えちごトキめき鉄道413/455系が妙高高原に進入。
クハ455側、交直流国鉄急行型のかほりしかしなくて、もうトキめいちゃう!(CV:矢野妃菜喜)
モハのボックスを余裕で陣取れたので、国鉄型の走りを味わう。
標高510mの妙高高原から沿岸部の直江津に向けて、初夏の車窓を横目に下っていく。想像以上の贅沢な体験。
終点直江津に到着。
前面の「急行」表示、妙高はねうまラインの運用でも切り替えないのね…と思ったら、まさかのシール張りであることをこの後知り納得。全く違和感を感じなかった。
直江津からはE129系ワンマン運用の信越本線。直江津駅「ホテルハイマート」で名物駅弁「さけめし」を買い、車内で食す。少し塩分が強い気がするが、鮭推しにはたまらない駅弁。
青海川で下車。今まで降りたことがなく、「海に一番近い駅(全国に多くあり)」の一つ。ただ駅に滞在するのも何なので、この暑さのなかだが、彼方に見える岬まで歩いてみる。
「恋人岬」に到達。一見おめでたい由来のスポットかと思いきや、実は悲恋の物語が由来らしい。それでも言わずもがな恋愛成就のスポットらしく。私?もちろんひとりぼっち限界ヲタクです!!!(平常運転
限界ヲタクは汗だくで鐘を鳴らし、来た道を戻る。
駅近くにある「鮭のふるさと公園」。
何故か鮭推しが身近に多い身としては寄ってみたかったが、残時間少なく、おまけに時勢柄遠来者お断り…
上り電車に間に合った。彼方に先ほどいた恋人岬を眺めつつ。
一度直江津に出て、再びのほくほく線「超快速スノーラビット」。この下り列車は虫川大杉、まつだい、六日町にも停まりながら、初夏の上越の緑色の車窓を横目に、越後湯沢へ駆けてゆく。
限界移動の効果で、「超快速スノーラビット」車中で寒くて仕方がなく、このまま新幹線に乗るわけにはいかない。越後湯沢ぽんしゅ館で替えTシャツを買ったうえで、エキナカ温泉「湯の沢」へ。
新幹線駅直結で、Suica払い+JREポイント貯まり、貸しタオルありで手ぶらで入れるの最強なのでは…?
越後湯沢16時01分「Maxたにがわ412号」で帰京。P82編成、長野乗り入れ対応車らしい。本当は20分あとのMaxときの指定だったが、指定席満席でパツパツそうで。
自由席乗車だが、4号車2F席(本来指定席車なので3+2シート)を抜かりなく押さえる。
温泉上がりでさっぱりした体でアルコールを摂取しつつ、列車は上越国境を越え、2階建ての高い車窓から初夏の街並みを見下ろしつつ、関東平野に入っていくのであった。
<今回はここまで>