2020/08/12~14 北陸:1日目

「GWはがまんのウィーク」とかで大自粛社会を強いられた2020年前半だったが(コロナさんがごめんなさいしても許さない)、後半になって「GoToトラベル」適用開始で遠出が許容されるムードとなってきたので、お盆休みの鉄分補充での旅立ちを決めた。

富山の南北統一(※路面電車的な意味で)を味わいに、そして仕事の疲労から離れて一休みすべく、2泊3日の富山行きに決定。あと、富山湾寿司が食べたかったので。

 

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2020年8月12日。地元をいつもの横須賀線で出発し、武蔵小杉で埼京線に乗り換え。

新宿に降り立ったら、奇遇にも目の前にいたのはりんかい車のミライトワラッピング編成だった。2020年8月、東京は未だ五輪の熱戦の興奮冷めやらぬ……はずだったのでは……?

 

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新宿8時ちょうどの「あずさ5号」に乗る。数日前の乗車変更にも関わらず、E353系の車内はお盆の中央線特急とは思えないガラガラっぷり。

 

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小淵沢小海線に乗り換え。小海線、約20年ぶりな気がする…と乗っていたら、清里→野辺山のJR最高標高区間を目前にして、エンジンがオーバーヒートし動けなくなるトラブル。10分ほどで復旧して大きな影響はなかったが。

 

 

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車内でお昼に小淵沢駅弁「八ヶ岳高原玉子と炭火焼肉弁当」をいただく。本来は「高原野菜とカツの弁当」を食べたかったのだが、入荷時間が今回接続にマッチせず断念。

元号が令和に変わろうが、「新しい生活様式」とやらが展開されようが、旅の道中で買う駅弁はローカル列車のボックスシートで食べるのが美味しいのは不変だと唱えていきたい。

 

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小諸を手前にして、乙女で途中下車。

このコロナ禍のなか、夏らしい夏の風景を無意識のうちに切望していたのか、アニメ「あの夏で待ってる」のOPが脳内で仕事の会議中に流れ出したことからこの寄り道。乙女駅ベンチに佇む柑菜や、乙女湖畔に立つ美桜、夏の道を歩く海人&イチカ先輩が見える気がする。わかれ。

 

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小諸からしなの鉄道115系で長野へ。115系ボックスシートでのんびりと辿る夏の信州路…だが、しな鉄も新車導入が今後進むため、115系の旅を当たり前に味わえるのも今のうちか。

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長野で乗り換えた北陸新幹線はくたか」も、お盆とは思えない自由席ガラガラっぷりだった。

 

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糸魚川で途中下車。

糸魚川ジオステーションジオパル内のトワイライトエクスプレス再現車両が数日前に設置されたので見てみようと思うも、見学時間外だった。よくある展開。

時間をもて余して日本海展望台へ。糸魚川駅からの近さに驚きで、日本海のこう間近を北陸新幹線が経由していたのは今回こう歩かなければ知れなかったこと。

 

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富山でマンテンホテルに入庫。北陸エリアは朝ごはんの美味しさから地場チェーンのマンテンホテルが安定だと思う。大浴場あるホテルも多く、リフレッシュできるのも魅力。

 

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そして夜はお待ちかねの富山湾寿司。「新湊 浪花鮨」の富山湾寿司セットと、日本酒「立山」で優勝。外出自粛から解き放たれて、久々の出先で味わう寿司とお酒は最高の美味しさだった。

<2日目につづく>