2021/7/24~25 上信越:1日目

GW以降2ヶ月、天候やら仕事やらでなかなか出かけられないうちに梅雨が明けていた。
どこかに行こうと思い立ち、近場で「週末パス」の範囲内、間もなく引退するE4系「Max」と、TLで話題のえちごトキめき鉄道・交直流急行色413系/455系に会いに行くことに。

なおこの後、デルタ株の急速な感染拡大と8月中旬のお盆の各地大雨災害により、遠出モードではなくなってしまったので、この時期に出掛けておいたのは正解だったらしい。


7月24日土曜日、世間では4連休3日目。

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横須賀線E235系に揺られて東京駅に出ると、ちょうど昨晩に開会式が執り行われた東京五輪の記念時計が、カウントダウン時計から普通の時計に切り替わっていた。
なおこの写真を撮っていると雨がパラパラ。東京五輪も前途多難…

 

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東京8時04分の上越新幹線Maxたにがわ403号」。
想定外の要因により延命されたE4系「Max」も、いよいよ9月末がフィナーレ。「オール2階建て新幹線」に早めの乗り納めをしておくことにした。

 

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ガラガラの2階建ての車窓を満喫すること1時間半、終点越後湯沢。
この「前に壁が聳え立つ」体感は、オール2階建て新幹線でしか味わえないものだと思う。

 

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ほくほく線「超快速スノーラビット」に乗り継ぎ、十日町へ。

 

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十日町なのでそばを食べたく、越後十日町 小嶋屋 和亭で上天ざる。普段はうどん派なのだが、それだけに美味しいそばは出会えると嬉しくなる。

 

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十日町越後川口折り返し→森宮野原と飯山線の旅。単行なので地味に混み合っていた。

 

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森宮野原で途中下車、栄村を散策。
道の駅でご当地ソフトクリームを味わったり、長野県⇔新潟県境を徒歩で越えたり。ゲリラ豪雨にも遭ったが、震災復興祈念館に避難がてら展示を見に行き難を逃れる。


栄村、2011年3月12日未明のあの状況下、「長野県の山奥でも震度6強」の一方の未曾有感が思い出される。
この日から本格的に始まった東京五輪、「復興五輪」とのお題目はかなり薄くなっていて、そしてほぼ同日に起きたこの震災のことは、誰も気に留めていなさそうと思う。

 

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森宮野原から「おいこっと」に乗車。1週間前の時点でも指定席ガラガラだったので。キハ110らしからぬお洒落な、しかし一般列車にも使えるようにリニューアルされた車内。
長野まで約2時間、飯山線の穏やかな初夏の車窓を眺めながら辿る。

 

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本日はドーミーイン長野に宿泊。
駅ビル「MIDORI」の明治亭売店で駒ケ根のソースカツ弁当をテイクアウトし、お部屋ディナー。

 

<2日目につづく>