2024/01/20-21 北東北:2日目

1月21日、日曜日。夜が明ける寸前のこの雪国の色が好き。

 

フォルクローロ角館の朝食はシンプルなビジホ朝ごはん…ながら、あきたこまちいぶりがっこに秋田のこだわりを感じる。

 

部屋持ち帰りのコーヒーも、窓際のE6系普通車シートで味わえば車販のコーヒー気分。

 

こまちルームを満喫し、ゆっくり出庫。角館10時ちょうどの大曲ゆきワンマン列車。

 

大曲で田沢湖線(在来線)完走。山陰線京都駅と並んで多数のオタクが無限に衝突した車止めだ

 

701系0番台に乗換え、湯沢へ。

 

湯沢の乗り継ぎ待ち45分の間でこれを食べに来た。秋田県湯沢市ソウルフード「オランダ焼」!
御座候やらベイクドもちょもちょやら様々な呼び名があるこの形状に、ハムとマヨネーズが入っているという、誰がどう考えても美味しい組み合わせ。これは部活帰りの高校生が無限に食べていそう。

 

!首都圏で入手困難な新品Suicaカードだ!(湯沢はSuicaエリア外なのに)
首都圏に密輸して売り捌けば…と一瞬闇な発想をするも、モバイルSuica/PASMO全盛なこの時代と、今回Suica同等の地域連携ICカード岩手県北バスiGUCA、岩手県交通バスIwate Green Pass、山形交通バスCherica)を買い求めていることに気付いてやめた(
※この記事を記載の2024年3月現在、「半導体不足等の影響により」首都圏では無記名・記名SuicaPASMOの発売を取り止め中

 

再びの701系。ちなみに今回は週末パス利用で、エリア外のくりこま高原→(盛岡・大曲経由)湯沢の乗車券を別途購入していた。湯沢から「週末パス」エリアに戻り、雪の県境を越えていく。

 

終点新庄で、陸羽西線代行バスを横目に昼食。駅舎の「十割蕎麦と鴨料理 かもん」にて鴨団子汁そば。高級駅そばだ。

 

近隣の山形交通新庄営業所でICカードChericaを買い求め、帰りの新幹線。新庄13時57分発「つばさ88号」。
たまたまE3系2000番台と1000番台が並んでいたけど、目(ヘッドライト)の計上で見分けがつくのね。今回はほぼ全区間乗車だったので、コンセント付2000番台のほうに当たって良かった。
(1000番台は特に余命短いだろうなと思ってたら、やはりE8系と代替で3月改正で落ちてしまったけれど)

 

雪の板谷峠を越えて福島へ、やまびこに併合…は臨時スジなのでせず、7両のまま東京へ。幸いにも滑走はしなかった(
17時30分、終点東京を前にした上野で下車。単独編成で上るE3系2000番台を見送るのであった。


<今回はここまで>

2024/01/20-21 北東北:1日目

「雪が、見たくなった」
毎冬雪景色を味わいに旅に出ているのはそこそこ恒例だが、今回もその理由で旅に出ることにした。年明け1泊2日の雪見旅、「週末パス」と区間外乗車券を組み合わせて北東北へ。

なお、今回特に雪を見たくなった理由、2023年年末に東京ドームで開催された「異次元フェス アイドルマスター★❤️ラブライブ!歌合戦」において、Day.2クライマックスで最高のSnow halationを浴びたからという説があるが、真相は定かではない。

1月20日土曜日。
旅立ちは完全にスロウスタート。年明けも社畜業が徐々に混み合ってきていて。

10時過ぎに東京駅地下ホームに辿り着いたら、向かいに255系しおさい」が発車を待っていた。3月ダイヤ改正E259系に置き換えなのよね。

 

東京10時44分発「はやぶさ19号」新函館北斗ゆき。E5系単独編成。
A列席に乗り込み、北国の白銀の景色を夢見つつ、高速運転に揺られて北へ。
が、那須塩原を過ぎても車窓の色は変わらず、福島県内でも、宮城県内でも同様で、

これが岩手県は一ノ関発車直後の車窓です。おかしい。雪が無い

 

13時01分着の盛岡下車。真冬の東北感がどこにもない。

 

駅そば「はやて」でじゃじゃ麺があったので、さてどんなもんだろうと試してみる。
創意工夫は感じる。(本格的に食べたかったら最初から専門店行きますわって話です)

 

ICカードを買ったり、駅前散策したりで、盛岡14時20分発の田沢湖線大曲ゆき。田沢湖線の県境越え区間を、一度在来線で乗ってみたかったので。
701系5000番台、2両編成だと思ったら、2本繋いだまさかの4両編成である。

 

盛岡を出て数分経つと、車窓に雪原が広がり始めた。やっとだ。

 

雫石到着。時間調整(上り臨時スジとの交換待ち)で13分停車。

 

しずくさん、雫石だよ(これをやりに来た)

 

雫石町「虹の似合うまち」だそうです。最高のTOKIMEKIを感じますね!センパイ!

 

志度内信号場で上り「こまち」と行き違い

田沢湖で小休止し

斜光の雪原のなかを西へ向かって

角館到着。本日はここまで。

 

まずは宿に入庫。今回のお宿はフォルクローロ角館。の、

E6系こまちルーム」!
今回宿を大曲か秋田かどうしようかと考えていたところ、偶然この部屋に空きがあったので。

窓から本物のE6系が眼前に見えるあたりも良いね。

そして乗車してきた列車(角館23分停車)を見送る(

 

日没直後の角館をちょっと散策。武家屋敷群は時間が時間だけあって入れず。

 

夜食は駅弁風お弁当をご用意いただきました。E6系普通車のシートに座りながらいただくと、車内で味わう駅弁っぽさを味わえますね!

 

<つづく>

2024年新年のご挨拶

新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

まずは、2024年1月1日、「令和6年能登半島地震」で被害を受けられた地域の皆様に、お見舞い申し上げます。
被害厳しく、また真冬の厳寒のなか、予断を許さない状況と思いますが、一日も早い状況の鎮静化、そして復興を祈っております。

 

能登半島、ずっと車でぐるっと一周したいと思っていて、
昨夏に「『ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』金沢市内スタンプラリー」と併せて廻ろうと予定していた。
www.lovelive-anime.jp

 

「直前期の心身不調」「酷暑」等で断念してしまい、「またいつか行けるだろう」と思っていたが、訪れていれば見られたであろう景色が、災害に巻き込まれたのを見ることが、大変心苦しい。

それでも、微力ながら支援募金に協力したとともに、事態が落ち着き現地を訪れられる状況になれば、能登半島を訪れたいと思う。
(それこそ、前述の「蓮ノ空」と絡めた何かで石川県を訪れられればよいね)

 

 

いつもの話に戻して。
毎年恒例、1月2日は「ヤマノススメ」の舞台、埼玉県飯能市に初詣。
なのだが、京急は昨年11月のダイヤ改正で「エアポート急行」が「急行」に名称変更になり(さらに言えば、昨年10月に運賃改定で値上がりし)

 

そして東横線、毎年乗っていた「横浜8時前の飯能ゆき東横特急Fライナー」はまさかの「S-TRAIN」化されていた。
止む無くチケット購入して乗車。西武のネット予約サービス、会員登録なしでシートマップ購入できる点は便利。
ただ、L/Cカーの転換クロスシートで横浜→飯能の指定席料金¥860はややお高いし、特に東横線内のスジが寝てるし、車内寒いし…が正直な感想。
(そもそも、飯能発着の「Fライナー」が減ってしまっているのね)

 

ヤマノススメ」カラーがどうしても薄くなってしまっている飯能であるが、いつも通り初詣と併せて、天覧山多峯主山の舞台探訪ハイキング。
「なんで毎年ちょいと大変な思いをして来て、山を登っているんだろう」と思うし、今年は生憎の空模様だったけれど、やっぱり今年も、この景色が見られて良かった。

 

いつ何があるか分からないこそ、推しは推せるうちに推す、行きたい場所は行けるうちに行く。
昨年はどうしても動きが鈍くなる期間があったけれど、今年は先が見えないからこそ、出来る限りのことをしておきたいと思う。
2024年を強く生きていこう。「二度と来ない、今しかない瞬間を」。

 


――と、新年ブログ記事の文章を考えていたら、本日2024年1月2日夕方の報道、

www.nikkei.com

第一声がJAL機、よく乗客乗員全員無事脱出できたな!!?」
前述の能登半島地震の被害然り、JALA350が炎上する光景然り、新年とは思えない目を疑う報道が流れてきて、心中全く穏やかでない。
JAL側は幸い全員無事とのことだが、海上保安庁機側は犠牲になられた方がいらっしゃるとのこと、しかも能登半島地震の被災地支援で物資搬送中とのこと…お悔やみを申し上げます。

 

ここ数年航空機利用を少しずつ増やしているが、離陸前の安全ビデオを一応は観つつも、
「大きな遅延にも遭遇したことないし、確率的には航空機で有事に遭遇する可能性は極めて低いし」と思い、油断している気持ちがどこかにあった。
航空機に限らずすべての手段が(さらには災害受けた避難対応も)そうだが、有事の際に「命を守る」を最優先に行動できるよう、油断大敵と心に刻みたい。

 

新年の記事の締めくくりは、例年「今年もいい年になりますように」だが、今年はそう書く気分になれない。
そのため、昨日本日と情勢を受けて切に感じている、この言葉で代えたいと思う。


2024年、くれぐれもご安全に―――!


<今回はここまで>

2023/12/23-25 中部(虹6th愛知公演)

10月中旬の北海道以降、メンタルやら何やらでおでかけ期間が空いてしまったが、2023年最後のおでかけは中部方面。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! I love You ⇆ You love Me」の愛知公演が、12/23-24にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催のため。
日程と会場が決まったとたんに、いつもの連番者パスポート氏から「おめでとう!クリスマスの予定が埋まったね!!!」と微塵の配慮もない限界LINEが飛んできたのを思い出す。

 

12月23日(土)

社畜に暇なし。年末にかけて繁忙期案件に巻き込まれ、前夜退勤も遅く。
前夜の荷物パッキングを諦め「昼過ぎにテキトーな新幹線で向かおう」と思いながら、前日夜にエクスプレス予約の予約変更で、臨時のぞみのA列席を確保した。

 

新横浜11時58分発「のぞみ347号」。圧倒的なスロウスタートである。車内で虹生配信番組のアーカイブを観つつ。
何だかんだエクスプレス予約とYouTubePremium(オフライン再生)には会費を課金するだけの理由があると思う。

 

ノリタケの森」を散策しようと思い立ち、ノリタケカンパニーリミテドの社屋前を通りかかる。
なお、この4日後に社名変更の報道が出た。

ノリタケの森」はクリスマスモード。

 

鬼頭明里さんも推しだというスガキヤノリタケの森最寄りのイオンのフードコート内)でランチ。ライブ前なのでボリュームを多めにセットで。

 

初体験スーパーホテルPremierに一旦入庫、荷物を放り込み

 

名駅15時50分のミュースカイセントレアへ。
セントレアまで30分弱、車内で今回のライブのテーマな「私のラブソング編」YouTube動画を予習しながら。あわただしい。

 

連絡橋を渡り、空港島へ。

 

少し時間があったので、空港を散策。流石に12月末の夕暮れ時ともなると展望デッキは少し寒いですわね。

 

17時過ぎに本日の会場、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)へ。予定通り18時開演。
フルフラットな会場の後方だったのでステージ見づらいのが難点だったが、モニターに助けられつつ、なるほど、だからトロッコで後方まで会いに来てくれるのね、と納得。
クリスマス曲なスペシャル展開もありつつの、3時間で終演。

 

アグリ(馬)を当てて帰りの航空券代を確保したオタクや皆様とお会いしつつ、予定より1本落とし、22時のミュースカイで名古屋へ。
この時点で疲労と体調が少しあかんなあと思ってはいた。

 

23時まで営業のココイチでハヤシライス(林鼓子ちゃん?)を事前予約→テイクアウトし、スーパーホテルPremierの天然温泉に浸かってから晩ごはん。

 

12月24日(日)

ホテル泊のいつもの習慣で6時に起きてしまう。もう少し寝ていればよいものを…
なお、窓の外の景色はこのような感じ。名古屋らしい景色ですね(

 

スーパーホテルらしさもありつつも、ご当地名古屋らしさも感じる朝ごはん。

体調は正直かなり微妙なのだが、部屋で少し休んだうえで「動けば体調好転するかも」と結果論としてミスジャッジをし、8時半過ぎにホテル自室を出て名駅へ。

 

名駅から武豊線区間快速で半田に出て、

 

衣浦トンネルの自転車歩行者道へ。全国5ヶ所ある「歩道付きの海底トンネル」の一ヶ所。
ラジオがスピーカーで流しっぱなしの状態になっていたのが印象的だった。折しもクリスマスソングだった気がする。

 

しかし、どう考えても体調微妙な状態で歩くべき距離ではなかった…と複雑な気分で、碧南→知立名駅と戻る。

 

名駅のすき焼き風きしめんでランチ。

 

ホテル自室に戻り少し一休みするも、やはり体調的に芳しくなく、本日現地参加を泣く泣く断念。連番者パスポート氏にその旨連絡し、まだ時間はあるので名駅高島屋に夜食を買いに行く。

あと、e+への追加課金で現地参加は断念しても、生配信で観られるので、救いがあるのはいい時代になった。
ただし部屋のテレビがHDMI入力はあるのに、音声が乱れるので、泣く泣くスマホ画面で見ることに。本日色々と踏んだり蹴ったりすぎんか。

 

16時半開演、前日同様のクリスマス曲に、この日しか披露されなかったコール盛り上がる新曲(想定外だった)、そして喉を痛めて声が出せないキャストに対して咲いたBIG LOVE等、配信越しでも目頭が熱くなる展開だった。
3時間半ほどで終演。

 

クリスマスらしく?てまり寿司ディナー。本日ノンアル。

 

12月25日(月)

やはりの愛知朝ごはん。ひつまぶし風。

温泉に浸かり、さてこの日は午前半休なので、9時過ぎに出庫。
名駅9時半すぎの始発こだまで、労働と言う名の日常に戻る。

「EXこだまグリーン早特3」で取った予約、まさかのN700S充当で、快適な車内を2時間ほど堪能。
東へ向かい、日常へ戻っていくのであった。

 

<今回はここまで>

2023/10/14-16 北海道:3日目

10月16日、月曜日。青空も見える士別の朝。この日は平日ながら弊社お休み。

 

やはり温泉に浸かってからの、朝ごはん。えらいボリュームだった。


はてさてこの日の天気予報は、道央~道北(上川・留萌~宗谷地方)にかけては傘マークが見え、このまま宗谷本線沿いにいてもうれしくない。
一方で石狩地方は降雨予報が見られなかったので、レンタカーで早々に南下することに決定。

 

■士別駅
一旦士別駅に立ち寄り。「北の大地の入場券」をゲット。

近くの士別軌道本社では、2年前に乗車したモノコックバスが、本日お休み中だった。

 

士別剣淵ICから道央道に乗ると同時に、雨が降り出した。音江PAでの小休止を挟みつつ、滝川を過ぎるころには雨は上がり。

 

万字線鉄道公園
三笠ICで道央道を下り、旧朝日駅跡の「万字線鉄道公園」へ。

 

そのまま道道38号を辿り夕張に抜けるのも一案だったが、地図上に見える山越えのヘアピンカーブに苦戦しそうだったので、栗沢~栗山経由で迂回。

 

■旧夕張駅
夕張に辿り着いた。2012年に乗車し、2019年に廃線になった新夕張・夕張間、駅跡は未だホームが残されていた。

レースイリゾートも休館していてゴーストタウン感否めないわね…と思いながら、GSでガソリンを補給。

 

さて昼食はどうしようかしら、と南下して

 

■道の駅 夕張メロード/新夕張
道の駅に辿り着いた。
が、なんと月曜定休らしい。水回りも駅のお手洗いを借用せよとのこと。マジか。

しかし、何となく覚えていたのが「新夕張、駅前に鉄ヲタに有名なそば屋無かったっけか」

=カレーそばで有名な栗下食堂。当然いただく以外の選択肢はなく、秋風が涼しい季節、熱い熱いカレーそばの和風のお味と辛さが身に沁みたこと。

 

はてさて、新夕張でも「北の大地の入場券」をゲット。
先ほどカレーそばを待ちながら何気なくWebで他駅リストを見てみたところ、隣駅占冠にも設定あるらしい。幸い(?)その次のトマムには無いとのこと。
現時刻(13時半を回った)と、帰りのヒコーキの時間を考え、隣駅(約30km先)=北海道の運転ペースからするとざっと30分弱ですね!とガバガバ計算の結果いけると判断、向かうことに。夕張ICから道東道に乗る。
※ちなみに、鉄道営業キロベースで34.3km、道路だとGoogleMapベースで40.2km

 

占冠
「どうして ぼくはここに…」と思わずつぶやいたとか何とか。
「北の大地の入場券」を無事ゲットし、村営物産館を一瞬覗いて撤収。
ちなみに補充券も出せる説があるようだが、生憎補充券属性はないもので…

占冠ICから再度道東道に乗り、来た道を辿って

 

■道の駅あびら D51ステーション
寄り道。SLは機関庫の中でしたが、キハ183 214号が美しい塗装状態で展示されていた。
時刻は15時半前、日が傾いてきた頃。

 

■追分駅
こちらも寄り道。「北の大地の入場券」をゲット。

 

ここからは下道を転がす。
ナビ通り走っていると分かっていても、本当に千歳に向かっているのか少し不安になる、毎年のレンタカー最終ルート。
千歳市内GSでガソリンを給油し、16時半、新千歳空港ニッポンレンタカーで無事返却完了。稚内から3日間で641kmの運転でした。

 

時間に余裕があったので、空港ターミナル内の回転寿司屋「函太郎」で北海道寿司と日本酒を味わう。運転お疲れ様でした>自分

 

いつもこの便な気がする、千歳18時半のNH076便羽田ゆき。今回はB787-8の充当。
保安検査場を抜けたら、いつの間にか搭乗が始まっていたので、バタバタとゲート通過しつつ乗り込む。定刻にドアクローズ、夕闇のなか羽田を目指し離陸するB787-8の機内で、来年もまた秋の北海道に来れればと思ったのであった。

 

<今回はここまで>

2023/10/14-16 北海道:2日目

10月15日、日曜日。少し生憎な色の天塩の朝。

 

朝一でつよつよ温泉に浸かってからの温泉旅館モーニング。

 

8時に出庫。ちょうど豊富ゆきの沿岸バスが通りかかるということで、待ってみた。乗客ゼロの厳しい情勢。
幌延経由で豊富に向かうバスの後を直接は追わず、オロロンラインを北上。

 

稚咲内へ寄り道。3年ぶりの訪問。
沿岸バスサロベツ線は3年前に廃止されてしまっており、「稚咲内第2」バス停跡地を訪れるも、バス停跡は跡形もなかった。あと曇っていて利尻島が見えづらい。悲しい。

 

■豊富駅
無人駅なのでホーム立ち入り可能。
「北の大地の入場券」は3年前に購入しているので今回は買わず(ちなみに稚内も同様)

 

先ほど天塩で見た沿岸バスがやってきた。やっぱり乗客ゼロだった。悲しい。

 

■下沼駅
北海道、このタイプの車掌車転用駅舎多いよね。

 

幌延
日曜は無人駅になるやつだった。「北の大地の入場券」が買えず…

 

南幌延駅
待ってました、仮乗降場上がりの超簡易ホーム!
おまけに南幌延は遮断機内側にホーム入り口があって、駆け込み乗車民を強制排除する構造なのがツボ。

ちょうど旭川始発の下りローカル列車(321D~4323D~4325D)がやってきた。急行仕様車のキハ54 527号。

 

■雄信内駅
どちらが稚内方でどちらが旭川方か、かなり混乱するなど。

 

■糠南駅
かの有名な糠南駅!(件のクリパの時期はまだ2ヶ月先)

 

■問寒別駅
車掌車転用駅舎がちょっとお洒落にリノベーションされてた。

 

■道の駅なかがわ
昼食で小休止。誰ですか中川菜々とか言って浮かれてるオタク。
地産のステーキ丼を美味しくいただく。

 

天塩中川

駅舎は交流施設としても使われているようだった。特急停車駅だけれど無人駅。

数分遅れで上り4326Dがやってきた。天塩中川での乗降客はゼロ。

 

■佐久駅
新幹線佐久平駅かと一瞬錯覚してしまいそうな立派な駅舎。

 

■筬島駅

筬(おさ)が初見では読めない気がする。

 

音威子府駅
8年ぶり。件の音威子府そばは当時食べたが、2022年8月に廃業。
そして音威子府駅も日曜は無人駅になっており、「北の大地の入場券」入手できず…

 

■咲来駅
「咲(さっ)」もそうだが、「来(くる)」の読みはこの駅だけなのでは…?

 

天塩川温泉駅
温泉最寄り駅とは思えない仮乗降場上がり、そして南幌延と同様の駆け込み乗車お断りスタイル。最高か(オタク並みの感想)

 

■恩根内駅(2024年3月廃止予定)
(比較的)立派な駅舎なのに、まさかの廃止予定駅らしい。

 

■初野駅(2024年3月廃止予定)
仮乗降場上がり駅なのだが、転落防止用の柵が付いているだけで、途端にしっかり見えてくるのは何でだろう(

 

■美深駅
本日初の有人駅。「北の大地の入場券」をゲット!

 

■智北駅
上り「サロベツ4号」が通過していくタイミングだった。
木張りでないだけで途端にしっかりとしたホームに見えてくる現象に誰か名前。

 

■智恵文駅
地元利用者と思わしき自転車がありました。

 

■日進駅
埼京線E233系10両が到底停車できそうにはないホームである。それはそう。
名寄に近づいてきて人気(ひとけ)のあるエリアでした。

 

名寄市北国博物館(名寄公園)
キマロキとやらを見に来た。日没間際のエロ光に照らされるSL除雪列車、大変エロい。
機関車の(キ)、マックレー車の(マ)、ロータリー車の(ロ)、機関車の(キ)の頭文字を取ったらしい。

 

■名寄駅
日没のタイミングで到達。
2年ぶりの訪問。これで名寄以北の各駅(2023年10月時点)を制覇!
「北の大地の入場券」と、名寄駅120周年記念入場券をゲット。

 

夜闇が迫る中、国道40号を南下し士別へ。途中のセコマで夜食を調達しつつ。

今夜のお宿は「ホテル美し乃湯温泉」。温泉施設の上にホテルが付いたようなお宿。
少しアンティークなのはともかく、部屋が暑い…

温泉に入り、セコマディナーで優勝していたら、疲れなのか、21時前には無意識のうちに寝落ちしていた。

 

<つづく>

2023/10/14-16 北海道:1日目

毎年恒例「秋やすみ」は北海道へ。
レンタカー旅をしたい気分だったので、がっつりと宗谷本線名寄以北の各駅巡りをすることに。抜海など廃止予告の報道も流れていたものね。「仮乗降場」な駅を巡ってみたかったのもあり。

本年7月の西日本と同じく、行程終始レンタカー予定のため、「一切JR北におカネを落とさない」鉄ヲタにあるまじき行程(折しも「鉄道の日」週末のはずなのに)…のはずが、何だかんだ「北の大地の入場券」を買い集めることになったのは後述。

 

10月14日土曜日。
飛行機の時間に合わせてスロウスタート。9時前に羽田入りし、カード会社ラウンジでのんびり。

 

羽田10時40分発、NH571便稚内ゆき。B737-800、しかも地方空港ゆきとあってどう考えてもバス搭乗でしょうよ…と思っていたのに、僻地67Aと言えどもターミナルビル直付けがご用意されて少なからずびっくり。

 

飛んでしまえば2時間弱、青函海峡を渡り、秋の北海道の景色を眼下に眺めつつ最北へひとっ飛び。

稚内空港には定時着、今回早々に降機できたので、早々にレンタカーを借用して、まずは稚内市街へ。

 

稚内
3年ぶりの訪問。「北の大地の入場券」は前回購入済み。

 

駅ナカの「セレクトカフェ モカマタリ」で「宗谷黒牛のハヤシライス」をランチに。待ち時間かかるというのでその辺散策してたりお土産物色してたら早々に出来てた。反省。

 

さて、余談ながら。
この日は「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 6th Live! I love You ⇆ You love Me」の神奈川公演(2024/1/13-14)の最速先行の当落発表日だった。
2日分応募が、前日にクレカ決済1件しか通らずヒヤリとしたものの、稚内での昼食後に確認したところ、結果としては両日当選。
ただし1日分が「チケットをご用意いたしました。登録のクレジットカードで決済ができませんでしたので、詳細をご確認の上、支払期限までにお手続きください。」とのメッセージ。どうやら同時の高額決済か何かで、カード決済がハネられた模様。
詳細を読むと、ファミマ、セブン、ローソン、ミニストップ、またはペイジー対応ATMから支払い可能とのこと。
普段は概ね困ることはないはずだが、見事な引きの強さ、現在いるのは北海道稚内。時事ネタで「本年8月にローソンが開店した」ことを知ってはいたが、そうでなければ美深(セブン最北端)に南下するまで支払い不可能な事態だった。笑う。
ローソン2件が同時開店のうち、片方(あいにく最北端では無いほう)が移動途中に寄りやすいと知る。方針決定。

 

南稚内
小奇麗になった稚内駅とは異なり、北の交通の要衝らしい寂寥さを感じる。昔は天北線分岐駅だった。

 

■ローソン稚内こまどり五丁目店
前述の事情により寄り道。なお、普段は北海道にいる間はセコマを最優先する派。
ロッピーから出力した受付表がレジでなかなか読んでくれず、おまけに現金払いマストという環境ながら、無事ミッションコンプリート。旅行中で現金多めに持っておいたのが役に立った。

 

■抜海
移動再開して。
廃駅騒動は一段落したんだったか。どのみち公共交通機関としての利便性は厳しそうだが。

 

「天然お花畑」がじわじわくる。

 

■勇知駅
保育所の植えた花壇に癒されるね。

 

■兜沼駅
文字通り沼が駅のすぐ裏に。

 

日没時間等を考慮し、本日は短めながらここまで。
豊富駅でお手洗いを借りつつ、幌富バイパス~国道232号線を南下。

 

本日のお宿、天塩町は「てしお温泉夕映」(つい「ゆえ」と読みたくなるのだが、読みは「ゆうばえ」らしい)。沿岸バスで通りがかって以来、一度泊まってみたかった温泉。

 

宿の自室がサンセット寄りの部屋が選べたので、部屋から日没を眺めて。

 

日没後の宿周辺をしばし散策。秋の夕暮れらしい空の色。

 

明らかに効用つよつよな香りの温泉で芯まで暖まり、温泉宿らしい晩ご飯とサッポロクラシック。北海道らしさを味わいながらの初日でした。


<つづく>